川口俊和さんの「コーヒーが冷めないうちに」を読んで見た
こんにちはキャベ太です。(@yakisobaboya)
今回は有村架純さん主演で映画化もされた話題作。
川口俊和さんの「コーヒーが冷めないうちに」を紹介して行きます。
あらすじ
ひと昔前にとある都市伝説で話題になった喫茶店の名前は「フニクラフニクラ」
その都市伝説はすっかり忘れ去られ、今はひっそりと営業をしていた。
この喫茶店の席に座ると過去にタイムトラベル出来ると言う。しかしタイムトラベルするにはいくつかの約束と条件がありそれを守らなければならない…
果たしてタイムトラベルに成功した人達の結末は一体…
読んでみた感想
非常に心温まる作品でしたね。
端的にまとめると
過去に戻っても現実は変わらないんだぜ。
だからこそ過去を振り返るんじゃなくて未来を向いて頑張ろうぜ。
って言う、メッセージが込められた作品です。
過去に戻る為には幾つかのルールがあって、その中の一つに「過去に戻っても未来は変わらない」と言うルールがあり、噂を聞きつけやって来たお客さんは未来が変わらないのであれば意味がないと落胆します。
しかし、そんな中でも過去に戻り、過去を振り返る事で未来に希望を見出し生きて行く登場人物に胸を打たれます。
「今を生きる」と言う事について改めて考えさせられる作品だと思いました。
もし皆さんも過去に戻れるとして戻ったとしても過去は変わらないとして、会いたい人、伝えたい事、知りたい真実はありますか?
是非自分に重ねて読んで見て下さい。