童貞ホストになる

 

 

こんにちはキャベ太です。(@yakisobaboya)

 

前回のアルバイト〇〇ランキングの記事でも記載したのでしが、僕は昔ホストをやっていました。

 

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童貞ホストになる

 

今から5年程前の21歳の時の事です。

前回の記事には興味本位で飛び込んだと記載しましたが、実際の事を言うとお金に困っていました。

当時僕は働きながら、バンド活動やら自分のやりたい事を模索していました。

そして何を血迷ったか芸能学校にに通い始める事を決めました。

率直に芸能人になりたかったのです笑

 

お金に余裕がある訳は当然なく、ギリギリの生活でした。

一人暮らしの自分の生活を支えるだけで一杯一杯でした。

仕事を辞めて普通のアルバイトをした所で芸能学校の学費、バンド活動でかかるお金を払えるはずがありません。

 

働いたら働いた分だけ時間はなくなり、夢を追いかける時間は無くなるのです。

選択肢は「効率よく、短い時間でお金を稼ぎ、時間を捻出するか。」

それしかありませんでした。

そんな事を考えていた矢先、夜の歌舞伎町付近でホストにスカウトされました。

僕は迷わず夜の世界に飛び込む事を決めました。

 
 
 

 

始めに僕のスペックを説明します。

見た目中の上くらいだと自己評価しています。
死んだおばあちゃんが「キャベ太はハンサムねぇー。」と会う度に言っていたのでそう言う事にしといて下さい笑
 
しかし性格の問題か、まるでモテる方ではありませんでした。
女子と喋るのがそもそも苦手でした。
好きな子が出来ても自分からアタックするような事は一切出来ないし、女性を口説くスキルなんて皆無です。
 
謎に拗らせまくってる性格にモテ要素は0でした。
当然童貞です。
お酒はビールを1杯飲んだだけで顔が真っ赤になる雑魚っぷりです。
しかし、いつでも根拠の無い自信だけがありました。自分には出来ると信じこんだのです。
 
 
Epsode.1 源氏名
 
早速、スカウトされた時にもらった名刺の電話番号に電話をしました。
電話に出た人の声は低く、声だけで怖い人だと言う事が容易に想像出来ました。
面接をするので、明日の17時にお店近くの電気屋さん付近に来てくれとの事でした。
 
 
 
翌日待ち合わせ場所に到着すると「スジ盛り」の明らかにそれっぽい人がいたので声をかけました。
名前は楓さんと言い、とても気さくな人でした。
 
声をかけたら第一声が「お前かーい!笑」でした。
よく分かりませんが、そのくらい気さくな人でした笑
楓さんは背が低く少しぽっちゃりしていて、お世辞にもイケメンとは言えませんでした。
 
 
 
そして楓さんに案内されて、お店に到着しました。
煌びやかな装飾のお店は、今までの僕の人生とは全く無縁のものでした。
 
 
 
面接をしてくれたのはそのお店の代表で、背が高く両腕に「金」と言う文字の刺青が入った、めちゃくちゃイカツイ人で電話に出た声の低い人でした。
 
一目見ただけでヤバい人だと言うのが分かりました。
確実に僕が今までの人生で出会った人の中で一番ヤバい雰囲気の人でした。
 
後々聞いた話によると、代表も元プレイヤーで一日の最高売上「4000万円」と言う、歌舞伎町でもかなり名の知れた伝説のホストだったらしいです。
確かにイケメンではあるのですが、僕が面接した当時は「圧倒的に怖い人」と言う印象しか受けませんでした。
 
 
源氏名はどうする?」
と言う代表の質問に対し僕は
 
「友達にはキャベツと呼ばれています。」
と答えました。
 
 
 
 
 
「お前ふざけてんの」
 
代表は一切笑いもせずに僕の目を見てそう言いました。
 
そのくらい怖い人でした笑
 
その後、源氏名「零」に決まり、僕はホストになったのでした。
 
 
当時の僕↓

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ーーーー2へ続くーーーー